ミニスカート
モダンなシティウェアに欠かせないミニスカートは、テニスの歴史を変えた服でもあります。 1920年代に、それまで地面に届くほど丈の長いスカートだったテニスウェアは、膝下丈のプリーツスカートに更新されますが、さらなる機能の向上は、その後しばらく叶いませんでした。 この状況を切り拓いたのが、ガートルード・モランです。 1949年のウィンブルドン、フリルの付いた下着が露わになるほどのミニ丈のスカートを穿き、颯爽とプレーするモランの姿は、テニスウェアに自由をもたらし、テニスをファッション性にも注目の集まる競技へと発展させました。 現代人の脚を束縛せず、精神を解放するミニスカートは、歴史を変える革新性を秘めた快活で刺激的なボトムです。